人間はストレスが溜まると太るという説がありますが、
これは本当でしょうか??
今回はストレスと肥満の関係と
その対策について解説していきたいと思います。
まず人や動物の生態メカニズムとして
ストレスが溜まるとコルチゾールというホルモンが増加します。
実はこれが増えてくると、体は脂肪を積極的に蓄えようとするのです。
これは人間がまだ狩猟活動をしていた頃の遺伝子のメカニズムで、
ストレスが掛かることによって飢餓から体を守ろうとするシステムなのです。
現代であれば全く必要の無い機能なのですが、
食べ物が無かった時代では心身ともにカラダを守ろうとする本能があり、
それは現代の我々の遺伝子にもしっかりと組み込まれています。
ですからストレスが溜まると人は太るというのは本当なのです。
その為にもしっかりと運動で
脂肪燃焼&ストレス解消を狙っていきたいところ。
適度な筋トレや有酸素運動は肥満防止には非常に効果があります。
もちろんやり過ぎは、
返ってカラダにストレスを抱えてしまうことになりますから
それは注意したいところですが、
心地良い汗を流す程度に継続して運動を行っていくことをオススメします。
特にダイエットを行っている人は
食事制限をなるべく避けて運動ベースのダイエットを行った方が良いでしょう。
食べ物を我慢すればそれだけストレスも増えるということですから、
一度は痩せたとしてもその後大きなリバウンドに襲われます。
そうなるともう悪循環です。
苦にならない程度に食事を減らすことは有効だと思いますが、
極端な制限は痩せるどころか太る原因になってしまうのです。
激しい運動が苦手と言うのであれば、
ウォーキングや軽いスクワットから始めてカラダを目覚めさせていき、
徐々に筋トレやランニングなど負荷を上げていけば無理なく続けていけますし、
達成感も感じられて自分に自信が持てるようになりますよ^^